日本キリスト教団王子教会 ojichurch.exblog.jp

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11月12日の週報コラム「ひだり手」

「人々のそばに」

〈イエスが多くの病気をいやされたので、、病気に悩む人たちが皆、イエスに触れようとして、そばに押し寄せたからであった。汚れた霊どもは、イエスを見るとひれ伏して、「あなたは神の子だ」と叫んだ。イエスは、自分のことを言いふらさないようにと霊どもを厳しく戒められた。〉(マルコによる福音書3章10~12節)

★どうしてイエス様は「あなたは神の子だ」という悪霊の叫びを「言いふらさないように」と厳しく戒められたのでしょうか。イエス様が「神の子」というのは聖書的には決して間違いではないのに。神学では「メシアの秘密」と言って、イエス様が「神の子」であることは、十字架に掛けられて人々の罪を贖(あがな)うまで秘密にされておかれなければならないこと、イエス様の贖いの業を知らないでイエス様を「神の子」と呼ぶのは「間違い」だから、というようなモットモラシイ説明がされるのですが、ナンだかアンマリ、シックリきません。
★こんなふうに想像してみました。病気でずっと悩んできたのが、イエス様に出会って、病気が癒されたのだとしたら嬉しさのあまり、悪霊でなくても思わず知れず、「あなたは神の子です」なんて叫びたくもなってしまうのじゃないかと思うのです。それに対してイエス様は「いやいや、自分は神の子なんかじゃない」と応える、そんな場面が幾つもあったのじゃないか、そんなふうに想像するのです。これは「神の子」イエス様に対する冒涜なのでしょうか。
★イエス様に出会って、病気が癒されて、嬉しさのあまり、飛び上がるように「あなたは神の子です」と叫ぶ人に対して、「いやいや、自分は神の子なんかじゃない」と応えるイエス様。そこには、「神の子」という特別な立場に立って、人々を「救ってあげる」救い主ではなくて、どこまでも人々のただ中に、人々と共に、人々のそばに居ようとするイエス様の姿があったのじゃないかと思うのです。(つづく)
by oji-church | 2017-11-16 12:23 | 牧師からのメッセ-ジ