4月4日の週報コラム「ひだり手」
★イースターは、イエスの復活を覚える記念日です。
★聖書の記述によれば、復活したイエスはすぐに(天にのぼり)見えなくなってしまいます。ですから復活は、よみがえったという「事実」よりも、死を越えて出会ったという、その「意味」の方が大事なのです。
★死を越えてイエスと出会ったことによって、イエスとのつながりがなお断ち切られてはいないことを、弟子たちは感じ受けました。目に見えなくても、いま、ここになおイエスとのつながりは続いているという感覚です。
★弟子たちは、「かつてイエスと共にあった時」という「思い出」に生きるのではなく、いま、ここに目には見えなくても共におられるイエスと共に生きる、という生き方へと突き出されていきました。イースターの日、いま、ここに共にいるイエスを感じ受け、そのイエスに応える生き方に、思いを向けたいと思います。