日本キリスト教団王子教会 ojichurch.exblog.jp

礼拝予定などをお知らせします。まだまだひよっこのブログですが、コメントを残していただけるとうれしいです。


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よそおわないあなたのままで

しかし、彼らがしつこく問い続けるので、イエスは身を起こして言われた。「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、まず、この女に石を投げなさい。」そしてまた、身をかがめて地面に書き続けられた。これを聞いた者は、年長者から始まって、一人また一人と、立ち去ってしまい、イエスひとりと、真ん中にいた女が残った。イエスは、身を起こして言われた。「婦人よ、あの人たちはどこにいるのか。だれもあなたを罪に定めなかったのか。」女が、「主よ、だれも」と言うと、イエスは言われた。「わたしもあなたを罪に定めない。行きなさい。これからは、もう罪を犯してはならない。」(ヨハネによる福音書8章7~11節)

★罪とは何だろうか。それは、ここに集まっていた律法学者やファリサイ派の男性たちのように、あたかも自分にはまったく罪がないかのように装って、その装いのもとに、人を、とりわけ自分を装うことのできない弱い立場にある者を、「罪人」として断罪し、貶めようとする態度、それこそが罪というものではないだろうか。
★この場面の中での罪のありかと言えば、圧倒的にこの一人の女性を取り囲んで立っていた律法学者やファリサイ派の男性たちの姿です。この場面の中でこの女性は何一つ装ってはいません。そうして「石を投げるのなら、このわたしに石を投げろ。わたしも罪ある男の一人なのだから」と取り囲む男たちの真ん中で背中を見せてしゃがみ込んだイエス様もまた、なんら自分を装うところがありませんでした。そうしてこの自分を装わない二人だけが、最後にこの場所に残りました。わたしは「これからは、もう罪を犯してはならない」というイエス様の言葉のうちに、「これからは、これからも、装わないあなたのままで生きていきなさい」という、裸の人間のありように投げかけられる神様のゆるしの声を聞きたいと思います。
by oji-church | 2014-07-29 09:37 | 牧師からのメッセ-ジ

平和のポスター

平和を願って、教会学校の子どもたちと平和のポスターを作りました。平和のメッセージ、みんなが「平和だな~」と思える時をハトの形の紙に書いて貼りました。「みんなのえがおがかがやくへいわ」というスローガンは教会学校の子どもが考えてくれました。

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by oji-church | 2014-07-24 13:56 | みちばたの教会
「こう」でなくて、「ぜんぶ」を

「モーセの律法を破らないようにと、人は安息日であっても割礼を受けるのに、わたしが安息日に全身をいやしたからといって腹を立てるのか。うわべだけで裁くのをやめ、正しい裁きをしなさい。」(ヨハネによる福音書7章23~24節)

★ここで「安息日に全身をいやす」と言っているのは、もとの聖書のギリシア語通りには、「一人の人間の全部を健康にする」となります。「健康にする」というのは、尊いものとして認める、値高いものとして見出すということでしょう。つまり、イエス様は安息日に、体の不自由な人の、その人の人間の全体を見つめて、その一人の人の人間の全体を、尊いものとして、この上なく価高いものとして見つけ出して下さったということです。
★わたしたちは大人になる過程で、「こうでなければ良い人ではない」「こうでなければ正しい人とはいえない」という「掟」を幾つも、こころの中に根付かせていきます。そうしていつの間にか、人間の全部を見つめるまなざしを失って、人間の全体を見つめるよりも、「こう」という掟の方を優先するようになってしまいます。そして自分に対しては、自分が人から「こう」見られているかどうかを気にするし、自分が「こう」でなければ自分自身を好きになれなくなってしまいます。人に対しては、その人が「こう」でなければ「悪い奴」だとか、価値がないとか思ってみたり、憎らしくなってしまったり。でもその「こう」というのは、人の一部分の振る舞いに過ぎません。「木を見て森を見ず」というのと同じに、わたしたちは人の一部分だけを見て、その人の価値を判断したり評価しようとしています。でも、神様の御心はそうじゃない。神様はこの世界の全部を作り、最後に額に汗しながら泥をこねりにこねって人間を作られて、「見よ、それは極めて良かった」と叫んだ神様です。人間の足だけ作って「スラッとした美脚だね」と言ったのでもないし、顔だけ作って「イケメンにできあがった」と喜んだのでもありません。人間の全部を作って「とってもいい!」と叫んだ神様なのです。
★わたしたちが誰かさんのどこかを捉えて、あちこちで「良い人」だとか「悪い奴」だとか評価や評判を立てている傍らで、神様は一人の人の全部を見つめて「お前さんはわしの宝じゃ」と言って、ぎゅうっと抱きしめておられるということです。
by oji-church | 2014-07-24 13:40 | 牧師からのメッセ-ジ
ガザで、軍隊によって、子どもが殺されています

★パレスチナ自治区内で起こったイスラエル人の少年三人の拉致殺害事件に端を発したイスラエルによるパレスチナへの攻撃がエスカレートしています。7月10日現在、イスラエル軍はガザ地区の780ヶ所以上を空爆し、子どもを含む71以上が死亡し、500人以上が怪我をしています。その多くが小さな子どもです。日曜日までに死ぬ人の数はもっと増えることでしょう。イスラエル軍は白リン弾という最新の殺戮爆弾を使用しており、これに被弾すると人の体に燃え移った火は消火器でも容易に消すことができません。
★ガザ地区の面積は360平方キロ。東京23区の半分強の広さです。そこに780ヶ所以上の空爆。単純計算で1キロ四方に2ヶ所以上となります。逃げ場はどこにもありません。一方ガザ地区を統治しているハマスはロケット弾をイスラエル領内に向けて撃っていますが、いまのところ被害はほとんどありません。旧式で威力も弱く、多くはイスラエル軍の迎撃システムによって打ち落とされます。当然イスラエル人の死者はいません。
★この有様を日本の報道機関は「攻撃の応酬」「報復合戦」と呼びますが、これは「応酬」や「合戦」といった他人事で済むことではなく一方的な「虐殺」にほかなりません。メディアは「現実」を報道してください。パレスチナでは拉致事件以前に何十人、何百人という子どもがイスラエル軍やイスラエルの過激派によって殺されてきました。
★日本政府は今年3月に武器輸出禁止を緩和して、イスラエルにも武器輸出可能との見解を出しています。武力の最大の犠牲者はつねに子どもだということを忘れてはなりません。
by oji-church | 2014-07-16 09:08 | 牧師からのメッセ-ジ
戦争は絶対にいけません(2)

★外国の人を憎らしいと思い始めたら、もうその時から戦争は始まってしまうんだと思います。いざとなったら戦争をやって、やっつけてしまおうなんて思ったら、もう戦争は始まってしまうんだと思います。イエス様は「互いに愛し合いなさい」と言います。「愛し合う」というのは、大事に思うということ、大事に思って、その人のことをよく知って、そして友だちになるということです。
★僕には、韓国人の友だち、中国人の友だち、ベトナム人の友だち、フィリピン人の友だち、タイ人の友だち、ビルマ人の友だち、アメリカ人の友だち、イラン人の友だち、トルコ人の友だち、ヨルダン人の友だち、パレスチナ人の友だち、イスラエル人の友だち、アフリカのスーダン人の友だちがいます。みんな僕に優しくしてくれる人たちばかりです。どの国の人も、大事に思って、よく知って、友だちになったら、戦争なんて絶対にしたくないと思うようになります。日本人の家族や友だちだって、傷つけられたりしてほしくないし、誰かを傷つけるようなこともして欲しくないです。もちろん自分だって傷つきたくないし、誰かを傷つけるようなことをしたくないです。僕のおじいさんみたいに戦争で死んで欲しくないし、僕のお父さんや叔母さんみたいに、お父さんが戦争でいなくなって寂しい気持ちになりたくありません。
★本当にみんなが、友だちと出会うことができて、友だちを助けたり、友だちに助けられたりして、神様から与えられた命を喜んで生きることができることが、平和ということです。この平和ということを、何よりも一番大事なことだと思うようにしてもらいたいと思います。(6月29日教会学校説教より)
by oji-church | 2014-07-09 09:36 | 牧師からのメッセ-ジ
戦争は絶対にいけません

★今から69年前、わたしたちの暮らしている日本の国は戦争をしていました。どこの国と戦争をしていたかというと、アメリカと中国です。日本は最初、アジアの中で自分が一番強い国だと思って、韓国や台湾に軍隊を送って、韓国や台湾を自分のものにしてしまいました。そうしてから「こんどは中国が欲しい。中国を日本の国のものにしてしまえ」と思って、中国にもたくさんの軍隊を送って戦争をはじめたのです。
★するとアメリカの国が、日本のこんな勝手なことを黙って見ているわけにはいかないと思って、「日本は勝手なことをはやめなさい。もう中国に軍隊を送って戦争をするのはやめなさい。中国から軍隊を戻しなさい」と日本の国のことを叱ったのです。でも、日本の国はアメリカの言うことを聞かないで、「何だ、アメリカの奴。偉そうに。俺に指図するな」と言って、今度はアメリカと戦争をはじめました。そうやって日本は中国ともアメリカとも戦争をして大勢の人が死にました。戦争で死んだ日本人は310万人。中国では1千万から2千万人、韓国でも20万から30万の人が亡くなりました。日本は長崎と広島に原爆が落とされて、長崎で15万人、広島で20万の人が亡くなりました。沖縄でも日本軍とアメリカ軍の戦争で18万人以上の人が亡くなりました。
★僕のおじいさんは戦争で兵隊さんとして最初に中国との戦争に送られました。それでも一度家に帰ってきました。それからこんどはアメリカとの戦争に送られました。マリアナ沖海戦という海の上でのアメリカとの戦争に送られる途中、乗っている船にアメリカの爆弾が落とされて亡くなってしまいました。37歳でした。ちょうど皆さんのお父さんと同じくらいの歳でしょう。その時、僕のお父さんは9歳でした。僕のお父さんの妹、つまり僕の叔母さんは、その時まだ4歳でした。みんなと同じくらいの歳です。僕のお父さんも叔母さんも、戦争に行ったお父さんが帰ってこなくて、子どもの頃ずっと寂しい気持ちで暮らしていました。戦争になると一番苦しい気持ちにさせられるのは、小さな子どもです。だから絶対に戦争はしてはいけません。(6月29日教会学校説教より)
by oji-church | 2014-07-02 15:13 | 牧師からのメッセ-ジ