日本キリスト教団王子教会 ojichurch.exblog.jp

礼拝予定などをお知らせします。まだまだひよっこのブログですが、コメントを残していただけるとうれしいです。


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「猫も引っ越し」

★岸町の教会仮事務所の外に、礼拝堂の長椅子を重ねてその上にブルーシートをかぶせて置いてありました。先日、その長椅子を補修のために運び出しました。
★もう日も暮れた頃で、次々椅子を運び出していたところ、何個目かの椅子の上で、なにやらムクムク動いているものがあります。そういう得体の知れないものは基本的に苦手で、おそるおそる近づいて、そっとのぞき込みました。すると、何あろう、小さい生まれたばかりの子猫が三匹、ムクムクやっているのです。
★いつ生んだのか分かりませんが、そういえば、ブルーシートの中で、なにやら猫がごそごそやっているなあ、とは思っていました。が、まさか子どもを生んでいるとは……。その日は、椅子は半分だけ運び出したところで終わったので、子猫は残りの半分の椅子の山の間にそっと置いて、母猫が入れるくらいの隙間を空けてブルーシートを掛けておきました。作業をしている間中、母猫がチラチラと様子をのぞきにやってきていたものですから。
★もともと動物には冷淡だったわたしも、この一年ばかり自宅で猫を飼うようになってから、猫には妙に親しみを覚えるようになりました。日曜日、事務所に教会の人たちがやってくると、さっそく「ちょっと、ちょっと……」と皆を呼び止めて、ブルーシートをはがして、自慢げに中をのぞかせました。動物好きの誰かさんは、「ウワァ~」と歓声を上げて、さっそく頬ずりしています。普段一人で仕事をしているときも、すぐ傍に子猫がムクムクしていると思うと、なんだか心が安らぎました。
★月曜日、事務所にやってきて最初にしたのは、まず表のブルーシートの中をのぞくこと。でも、いません。
★どうしたのだろうと思っていたら、前日夕刻、事務所に来た人からメールが入っていました。子猫は、かあちゃん猫に連れられて、お引っ越ししていったようです。どうやら日曜日、いろんな人にのぞかれたり、触られたりしたのが、よほど鬱陶しかったのでしょう。でも、子猫を守るために一匹ずつ口にくわえて引っ越しするかあちゃん猫のたくましさを思い、こちらも「頑張らねば」と思った次第です。(大久保)
by oji-church | 2006-08-27 13:59 | 牧師からのメッセ-ジ
「こころの問題」

★先週8月15日に、小泉首相が靖国神社を参拝しました。首相は「個人のこころの問題」とうそぶき、社会で交わされている靖国神社を巡る議論などはどこ吹く風の様子でした。
★首相は、「個人のこころの問題」とうそぶくことで、自分個人の内面に、中国や韓国の政府、またそれに同調する「勢力」(なるもの)が介入し、自分の「信教の自由」(?)を冒しているという構図を演出しようとしています。
★しかし、首相の靖国神社参拝というのは、果たして、首相個人の「こころの問題」で片付くものでしょうか。
★まず第一に、首相は8月15日の靖国神社参拝を首相就任時の公約に掲げたと言います。普通個人の「こころの問題」は、政治的な場での公約に掲げるものではありません。それを公約に掲げたというのは、首相自身が最初から、靖国神社参拝は「個人のこころの問題」ではないということを重々承知していた証拠に他なりません。
★そもそも、宗教というのは、教会に集うわたしたち自身を省みれば分かるように、単に個人の「こころ(内面)の問題」にとどまるものではなく、外面も含めて、この世の中で、わたしたちがどのように生きるか、という問いかけを深く投げかけてくるものです。
★靖国神社は、かつてもいまも戦争を称揚して、自国の権力の勝利だけを目指し、そのためにはそれ以外のいのちの犠牲をかえりみないという「宗教」施設です。それは単に「こころ(内面)の事柄」にとどまらず、外面においても戦争を引き起こしていく力を持っています。このような「宗教」に首相が率先して参拝し、国を挙げて引きずり込んでいこうとする「外面」の力に対して、「いのちを共に生きよ」と呼びかける聖書を携えているわたしたちは、やはり単に「こころの問題」としてだけではなく、外面においても反対していかなければならないのではないでしょうか。(大)
by oji-church | 2006-08-20 14:03 | 牧師からのメッセ-ジ