日本キリスト教団王子教会 ojichurch.exblog.jp

礼拝予定などをお知らせします。まだまだひよっこのブログですが、コメントを残していただけるとうれしいです。


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長年親しんだ教会堂ともお別れの日が近づいてきました。7月23日、現会堂に感謝を捧げる礼拝を、教会学校の子どもたちと共に守りました。多くの人たちの思いが、この会堂の壁や床や天井に染みこんでいることでしょう。その目には見えない思いを、これからも大切にしてゆきたいものです。
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by oji-church | 2006-07-29 13:44 | 全体のお知らせ
教会、下着、屋根裏部屋

「ヤッファにタビタと呼ばれる婦人の弟子がいた。彼女はたくさんの善い行いや施しをしていた。ところが、そのころ病気になって死んだので、人々は遺体を清めて階上の部屋に安置した。……人々はペトロが到着すると、階上の部屋に案内した。やもめたちは皆そばに寄って来て、泣きながら、ドルカスが一緒にいたときに作ってくれた数々の下着や上着を見せた。」(使徒言行録9:36~39)

★いよいよ会堂建築着工の目処が立ち、現会堂とのお別れの時が近づいてきました。古い牧師室の天井を見上げると、いくつもシミがあって、でもその一つ一つがここで教会の働きを積み重ねてきた人々の息づかいとなって響いてきます。
★わたし自身は8年半、会堂のない教会で牧会をしてきました。多く不便なこともあり「簡単でいいから、みんなが気兼ねなく集まれる場所があればいいね」なんて声が上がることもありました。けれども建物がない分、「教会って何だ?」ということがハッキリと分かる面もありました。
★教会とは、神さまと人とが結ばれる場所です。そうして神さまに結ばれた者同士、人と人とが結び合う場所でもあります。イエス様は最初に「人間をとる漁師にしよう」と弟子たちに呼びかけられました。漁師の仕事の一つに「網を繕う」作業があります。これを英語で言うと、「ネットワーク」という言葉になる。教会という場所の本質は、神さまと人、人と人との結びつき=ネットワークを形づくる場所といってもよいでしょう。建物が「教会」なのではなく、そこで形づくられる神さまと人、人と人との結びつきこそが、何よりも「教会」なのです。
★使徒言行録に印象的な女性が登場します。タビタという名のこの女性は、「やもめ」となった女性のために数々の下着や上着を縫う働きをしていたようです。この女性が死ぬと、やもめの女性たちは彼女が縫った下着や上着を持ち寄って、彼女を悼みました。
★まさにこの「下着や上着」こそが、「教会」じゃないかと思うのです。タビタの働いた場所は「階上の部屋」。屋根裏のような質素な小さな部屋を思い浮かべます。そんな簡素な場所であっても、教会は「教会」たりうるのです。いやむしろ、そんな場所でこそ、人の目には多く触れない場所で、人知れぬ、小さくされた人の小さな働きの中で、神さまと人、人と人との結びつきは、繕われているのでしょう。建物の見える形はどうあれ、王子教会がそんな教会になっていかれればと思います。
by oji-church | 2006-07-28 10:31 | 牧師からのメッセ-ジ
教会の境界

「風は思いのままに吹く。あなたはその音を聞いても、それがどこから来て、どこへ行くかを知らない。霊から生まれた者も皆そのとおりである」(ヨハネ福音書3:8)

★このところわたしたちの教会の属する教団の中で、「正しい聖礼典」ということが喧(かまびす)しく言われるようになっています。「聖礼典」というのは洗礼と聖餐のことです。この中でとりわけ「正しく行うべき」と言われるようになっているのが聖餐についてです。
★教団の規則の中にはこのようなことが書かれています。「陪餐会員とは、信仰を告白してバプテスマ(洗礼)を領した者…をいう」(「教規135条)。また、各教会の規則のひな形にはこう書かれています。「聖餐にはバプテスマを受けた信徒があずかるものとする」(「教団教会」規則(準則)8条)。「正しい聖礼典」というのは、ここをとらえて洗礼を受けていない人にも聖餐を開いている教会を抑えようということです。しかし、これらの規則で語られているのは、教団の「信徒」についてのことであり、「洗礼を受けていない者は、聖餐にあずかることはできない」という規則ではありません。
★教団の規則というものは、元来、教団のメンバー(洗礼を受けた信徒)にのみ当てはまるものです。教団の規則が、まだ洗礼を受けていない人の振る舞いを規制することはできないのです。教会は伝道や宣教という働きをイエス様から託された場です。ですから教会という場所は、他の団体や組織と違って、いつも正規のメンバー以外の人との「ふれあい」を運命づけられている場所でもあるのです。
★そういう意味で、教会という場所は、いつも「迎える場所」であると言ってもよいでしょう。イエス様は「霊から生まれた者として、新たに生まれなければならない」ということを言われました。「霊」とは風のように、外からわたしたちのもとに吹き来るものです。イエス様も、教会の中にいるのでなく、外から風のように教会にやって来るのだと言っても良いでしょう。
★正規のメンバー以外の人との「ふれあい」を託され、いつも「迎える場所」である教会という場所の境目は、実は結構曖昧で、曖昧であってもいいのです。そこにイエス様が宿る「隙間」が生まれるのですから。
★大事なことは、この「隙間」を大切にして、教会を訪れる人ひとりひとりを大事にして、イエス様を迎えるように、喜びを持って迎えていくことなのでしょう。
by oji-church | 2006-07-18 17:25 | 牧師からのメッセ-ジ
いよいよ会堂建築の着工が近づいてきました。7月8月はあわただしくなりますが、よろしくお願いいたします。会堂建築に関わる7月8月の主な予定は、以下の通りです。

7月 9日(日) 礼拝後、引越作業(梱包、不要品の整理・処分等)
7月16日(日)           同
7月17日(月)           同
7月23日(日) 会堂感謝合同礼拝、礼拝後、引越作業
7月25日(火) 松井建設との契約
7月30日(日) 礼拝後、引越業者による引越作業
8月 6日(日) 北とぴあ(902会議室)にて礼拝(10時30分~)
8月 7日(月)頃より、解体工事着工
8月13日(日) 王子工業会館にて礼拝(10時30分~)
          北支区講壇交換(早稲田教会 上林順一郎牧師)
          大久保牧師は早稲田教会にて説教奉仕
8月20日(日) 北とぴあ(902会議室)にて礼拝(10時30分~)
8月27日(日) 王子工業会館にて創立記念礼拝(10時30分~)

会堂建築中の礼拝会場の場所については、左の「カテゴリ」メニューの「会堂建築中の礼拝会場」をご覧下さい。
by oji-church | 2006-07-06 11:57 | 全体のお知らせ
差別からの解放を祈る

★先々週の土曜日に、牧師が委員を務める東京教区部落解放5支区代表者会主催の「部落解放祈りの日礼拝」という催しがありました。
★部落差別というのは、目に見える形ではなくなったかに思えます。ことに東京のような匿名性の高い場所では、もはや問題にさえならないようにも思えます。
★でも、考えてみてほしいのは、部落差別というのは、もともと目に見える形での「違い」に基づく差別ではないということです。差別はどの差別でもそうですが、「差別される側」に原因があるのではなく、「差別する側」の意識に原因があるのです。
★教会の部落解放の働きに関わる中で、多くの人たちが意識せず「部落」というものにマイナスのイメージを持っているのに出くわしてきました。そのようなマイナスのイメージを植え付けられてしまっているということ自体、「差別する側」の人も、「差別」というものの犠牲者であるといってよいでしょう。
★「差別」からの解放を祈るというのは、もちろん「差別される側」の人が差別を受けない未来を祈ることでもありますが、もう一つ大事なことは、知らず知らずの内に、「差別する心」を植え付けられてしまっているわたしたちが、そうした「差別する心」から解放されることを祈るということでもあります。
by oji-church | 2006-07-04 17:30 | 牧師からのメッセ-ジ