日本キリスト教団王子教会 ojichurch.exblog.jp

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3月8日の週報コラム「ひだり手」

「『姦通の女』を読み返してみました(Ⅱ)」

★(承前)こう読んでみるとこの律法学者やファリサイ派の人々の訴えがいかに理不尽なものであったかが分かる。この理不尽極まりない訴えにイエスはどう応えたか。「イエスはかがみ込み、指で地面に何かを書き始められた」。
★イエスが黙ってしゃがみ込んだのは、怒りと悔しさに打ち震えてのことだったのじゃないかと思えてきたのです。思い返せばイエス自身もそのように女性を理不尽に扱う社会の枠組みの中に生きる「男」です。イエスは「男」である自分という存在に対しても、言葉にならない怒りや悔しさを感じたのではないか。
★「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、まず、この女に石を投げなさい」。そう言ってから、またしゃがみ込み、地面に何かを書き始める。「罪を犯したことのない者が、この女にに石を投げろ」と言って、しゃがみ込んだイエス。
★この再びしゃがみ込んだイエスの姿には実はこんな意味があったのじゃないかと想像するのです。「俺にも石を投げろ」。自分こそがこの女性を理不尽な運命に追いやろうとする、断罪されるべき「男」ではないかと。(つづく)
by oji-church | 2009-03-13 14:03 | 牧師からのメッセ-ジ