日本キリスト教団王子教会 ojichurch.exblog.jp

礼拝予定などをお知らせします。まだまだひよっこのブログですが、コメントを残していただけるとうれしいです。


by oji-church
プロフィールを見る
画像一覧
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

8月10日の週報コラム「ひだり手」

 「大切なことは、そんなに多くはない」

★聖書は「唯一の神」について語ります。この「神が唯一である」ということが、他の宗教への不寛容を生み、戦争の火種となってきたことを否定は出来ません。けれども、わたし自身はいま、この「唯一の神」ということを、こんなふうに考えているのです。「本当に大切なことは、そんなに沢山はない」ということ。
★「神は愛である」と言われます。それは、自分と異なってはいても、どこかで自分自身と重なる部分を見いだして、自分と同じように相手を大切にしたいという気持ち、願い、つまり「愛する」という気持ち一つが、この世界全体を包んでいるのだということではないでしょうか。それがこの世界全体のただ一つの「大切なもの」だということです。わたしたちはこの「愛する」というただ一つの「大切なもの」の中に生きているのだということ。このことが分かれば、わたしたちにとって「守るべきもの」とは、そんなに沢山はないのです。どこへ行こうとも、わたしたちはこのただ一つの「愛する」という気持ちの中に生きているのだと、その中に生かされているのだと思うことができれば、わたしたちは、恐れの感情を膨らます必要はなくなるのです。
★何かを失ったように見えても、実は本当に大切なものは何一つ失われてはいないのだ、と心に思い起こしていくこと、「愛する」というただ一つの気持ちの中に、わたしたちは皆、今日も今も生きているのだということを思い起こしていくこと。そういう気持ちがあればこそ、わたしたちは互いに互いを敵視することなく、必要なものを分かち合ってゆくことができるのです。そういうわたしたちの姿勢こそが、本当の意味で、この世界全体に平和を形づくり、この世界を平和で満たす種となるのではないでしょうか。

by oji-church | 2008-08-13 14:43 | 牧師からのメッセ-ジ