日本キリスト教団王子教会 ojichurch.exblog.jp

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10月28日の週報コラム「ひだり手」

 「ある日の夕暮れに」

★先日ある日の夕刻のこと。仕事を終えて2階の牧師館に戻り、妻も娘もまだ帰ってきていないのを見てからジャージに着替えて、牧師館玄関外に届いていた生協の品を取りに玄関の外に降りました。箱の上に大根が新聞紙に包んであるのをぼんやり手にとって見つめていたら、背後で「カッチャン」という小さな音。新築の牧師館の玄関はご丁寧にオートロックになっていて「カッチャン」とはオートロックの閉まる音だった。ドアノブは無情にもぴくりとも言わず、とっさにポケットを探ったのだけれど、着替えたばかりのジャージのポケットには何も入っていません。ガビーン!
★それから一時間ばかり、娘が帰ってくるまで、路地裏の暗がりに、大根を一本手にしたジャージにTシャツ姿の「ヘンなおじさん」の姿が見られました。通報されなかったのが不幸中のさいわいです。
★電灯のともった牧師館の窓辺を見上げながら、固く閉ざされた扉の前で、入ることのできる暖かい家がないことの寂しさ、つらさを、かすかにではあるけれどもしばし味わいました。家から閉めだされただけで途方に暮れてしまう自分の弱さと、そのような境遇に置かれた人の気持ちへの自分の想像力の無さを思わされました。もっと、そのことについて真剣に学ぶ必要があったのでしょう。
★結局、返ってきた娘もカギを持っておらず、どうやって入ったかは・・・ヒミツです。ちなみに家で飼っているネコは、どんなに呼んでもインターホンに応えてくれることはありませんでした。にゃー。(お)
by oji-church | 2007-11-02 17:57 | 牧師からのメッセ-ジ