日本キリスト教団王子教会 ojichurch.exblog.jp

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9月16日の週報コラム「ひだり手」

「強ければ、何でもいいか?」

★わたしたちの住まう国では、先週首相が辞意を表明して一気に政権が瓦解しました。人の痛みを感じ取ることが出来ず、ただ憲法改定という自分の身勝手な夢を、「美しい~」と自画自賛して実現することだけに血道を挙げていた政権が倒れたことはよかったと思います。
★けれども危惧することがないわけではありません。ただの勢いに任せた「リーダーシップ願望」が、わたしたちの社会を覆っていることです。そもそもこの政権発足時の党首選挙では、皆が勝ち馬に乗る形で政権が発足しました。何よりも「人気」優先だったのです。それが今となってみれば、誰も見向きもしない有様です。
★再び新しい政権の首相が誰になるかという段階になって、前々政権の「○○劇場」と呼ばれた人を、「人気」に任せて担ぎ出そうという人たちがいることに、滑稽さと同時に恐ろしさを感じます。この人の手法になる「改革」なるものによって、社会と人の生活が恐ろしい程に崩壊させられている現状にもかかわらず、です。この人を担ぎ出そうという人たちには、「○○チルドレン」と呼ばれた人たちが多いことも気になります。いつまでも「チルドレン(=子ども)」でいて、誰か強い権力や権威を持った人に自分の主体性をあずけて、それでもって自分の地位を確保しようという思惑が透けて見えます。
★「強ければ、何でもよい」という「力崇拝」がいまのわたしたちの社会全体を覆っているように思います。その結果、政権は倒れたけれども、「国を愛する」教育基本法と、「国を守る」憲法に変えるための国民投票法は残りました。何とも知れない未来を思います。(大久保)
by oji-church | 2007-09-19 10:20 | 牧師からのメッセ-ジ