日本キリスト教団王子教会 ojichurch.exblog.jp

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6月3日の週報コラム「ひだり手」

違う道を歩く意志

★今日の説教でお話しする見城慶和先生は、本の中で、先に改訂されて葬られた旧教育基本法の第1条を引用しています。「教育は、人格の完成をめざし、平和的な国家及び社会の形成者として、真理と正義を愛し、個人の価値をたっとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない」。
★この目的を達成するために義務教育があり、そうであれば本来「義務教育がきちんと保障されれば、高校や大学に行かなくても、個人の尊厳が生かされた人生を誰でも送れるはず」なのに、「個性よりも点数が重視され、…ストレスを抱えながらいやいや学校に通う子供を生み出している」ように思うと書かれています。
★名門の私立小学校でプレッシャーに押しつぶされ、1年生の二学期から不登校になり中学校は全欠となったある女の子は、夜間中学で、国籍も年齢も違う生徒達とすぐに仲良しになり、見違えるほど豊かに大らかになりました。彼女が卒業式に読み上げた「別れの言葉」です。
★「人はそれぞれです。違うから価値があるのです。登校拒否をして、回り道をしてしまいましたが、百人いれば百人の人生があるのだから、私は私と胸を張って、これからも生きて行こうと思っています。登校拒否の子供は、意志が弱いのではなく、意志が強いのです。なぜなら、みんなと違う道を歩くという事は、大変なことだからです」。
by oji-church | 2007-06-06 15:32 | 牧師からのメッセ-ジ