日本キリスト教団王子教会 ojichurch.exblog.jp

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9月17日の週報コラム「ひだり手」

「復活としての未来」

★教会建てかえの工事も始まると早いもので、もう牧師館と教会堂の奥の部分はすっかり解体されてしまいました。礼拝堂のある前面の部分も囲いに覆われて、見えなくなりました。右の表紙の絵に描いた教会堂の建物は、この世では見られないものとなりました。
★なんだか少し残念に思う気持ちもあります。「もったいない」という気持ちもあります。そういう気持ちは後ろ向きのような気もしますが、でも大切にもしたいものです。
★古くなったものを愛おしむ気持ちはやはり大事なものでしょう。大切なのは、その気持ちを持ち続けることなのかもしれません。
★思えば、聖書の告げるイエス様の復活などというのも、気持ちとしてはもともと後ろ向きなものだったのかもしれません。何しろ十字架の上であからさまに殺されたイエス様をいつまでも思い続ける中で起こったことなのですから。
★でも、むしろ弟子たちがそれを思い続けたからこそ、復活の出来事は起こったのだと言えるかもしれません。しかもマルコ福音書に登場する墓場の天使が言うのは、「ガリラヤに行きなさい。そこで復活のイエス様と出会える」ということでした。
★ガリラヤといえば、それこそずっと始まり、イエス様の活動の出発点でした。そんな前にまで遡ってふり返るというのは、後ろ向きといえば後ろ向きです。でも後ろをふり返り歩んできた道を大切にしながら前に向かって進んでゆくとき、わたしたちは単なる「未来」ではない、「復活としての未来」を生きることになるのでしょう。王子教会もそんな「復活としての未来」を待ち望んでゆきたいと思います。
by oji-church | 2006-09-20 13:12 | 牧師からのメッセ-ジ