日本キリスト教団王子教会 ojichurch.exblog.jp

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9月11日の週報コラム「ひだり手」

ほんとうの自由(4)

★(承前)力によって一人ひとりの人間の自由を「威張り散らし」と「こびへつらい」に縛り付ける序列。戦前の大日本帝国憲法が第一条「大日本帝国ハ万世一系ノ天皇之ヲ統治ス」、第三条「天皇ハ神聖ニシテ侵スヘカラス」で始まっていたことはそのような人間の序列づける社会の在り方を如実に表しています。
★その古い憲法が廃止されて70年が経ちますが、いまマスコミやメディアが政府の顔色を窺って、政府に都合のよくないことを報道しなくなれば、同じような人間の序列に基づく不自由な社会に再び舞い戻ってしまうことになります。いまの世の中がそのようになりつつあるのではないかと危惧しているのです。
★神様は、一人ひとりの命を、掛け替えのないものとして、それぞれ個性を持った個人として、「見よ、それは極めて良かった」という喜びの声によって祝福し、造り上げられました。それは、誰にもこびへつらったり、威張り散らす必要のない自由ないのちです。この自由な命を、国が損なおうとする時には、人間の力に依り頼んだり、従うのではなく神様に従わなければならないのだ、ということを聖書はわたしたちに告げているのです。
★一人ひとりがそれぞれに違っていていいという自由は、わたしたちが人間らしく、わたしたちらしく生き生きと生きていくため、つまり平和のために、是非とも必要なものです。この自由が脅かされる時、わたしたちは、人間に従うよりも、神様に従わなければなりません。一人ひとりの違いを持った命に向かって、「見よ、それは極めてよかった」という喜びの声を祝福として送って、一人ひとりの命を造り上げられた神様にしたがわなければなりません。それがわたしたちキリスト者の務めであり、キリスト者が世の人のために与えられている、大切な自由なのだと思うのです。
by oji-church | 2016-09-14 11:50 | 牧師からのメッセ-ジ