日本キリスト教団王子教会 ojichurch.exblog.jp

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3月27日の週報コラム「ひだり手」

人間らしい生き方へと招かれる

★ヘイトスピーチの問題について取り組むために、「人種差別撤廃法」を成立させようと呼びかける集まりが参議院議員会館で行われました。そこで、朝鮮学校に通う子どもたちへの聞き取り調査の結果が発表されました。その中の問いに対する子どもたちの答えに、ハッとさせられました。「ヘイトスピーチのデモに参加する人たちをどう思うか」という問いに対して、朝鮮学校に通う子どもたちの38.7%が、「許せない、絶対に理解しあえない」と答えたとのことでした。でも、こういう選択肢もありました。「許せないけど、同じ社会に生きる人間だから、いつか分かり合える」。この答えを朝鮮学校に通う子どもたちのどれだけが選んだか。39.6%。わずかではありますが、「絶対に許せない」と答えた子どもよりも、「同じ社会に生きる人間だから、いつか分かり合える」と答えた子どものほうが多いのです。そして、「絶対に許せない」という答えに丸をつけた子どもたちの幾人かは、「絶対に分かり合えない」と「いつか分かり合える」の二つに丸を付けたということです。そうして、「あなたは共生社会を創るために、何がしたいですか? 自分がすべきことまたはしたいことを自由に書いてください」という問いに対して、多くの子どもたちが、ヘイトスピーチのデモに参加している人たちと「交流をしたい」と答えたと言うのです。そうすることで、自分たちに向かって「死ね」「殺せ」と叫ぶ人たちが気持ちを変えてほしいと願っているのです。
★差別の事柄に向き合う時、大切なことは、、差別をしたり、その痛みに気づかないわたしたちは、差別の痛みを訴える人からただ断罪されているのではなくて、人間同士の触れあいを求め、大切にする、より人間らしい生き方へと招かれている、ということを知ることなのでしょう。
by oji-church | 2016-03-31 09:35 | 牧師からのメッセ-ジ