日本キリスト教団王子教会 ojichurch.exblog.jp

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12月20日の週報コラム「ひだり手」

クリスマスの喜びはどこから?

★聖書のクリスマス物語を読むと、いつも不思議に思うことがあります。羊飼いたちは出かけていって、「飼い葉桶に寝かせてある乳飲み子を探し当て」て、そうして「見聞きしたことが天使の話した通りだったので、神をあがめ、賛美しながら帰って行った」と書かれています。羊飼いたちは飼い葉桶に寝かせてある乳飲み子を見つけて、この上なく「喜んだ」ということです。また、東方の占星術の学者たちは、「東方で見た星が先立って進み、ついに幼子のいる場所の上に止まった」のを見て、「喜びにあふれた」と書かれています。なんで、飼い葉桶に寝かせてある赤ちゃん、何の力も持たない、この世界を変えることが出来るなんてとても思われない小さな赤ちゃんを見つけ出したというただそれだけのことなのに、これほどまでに喜ぶことができたのでしょうか。わたしたちに分かることは、羊飼いたちは「夜通し羊の群れの番をして」、夜の闇に目を凝らしていたということ、占星術の学者たちも、夜空の暗闇に目を凝らして、星を探していたということだけです。
★わたしたちは、闇に包まれたこの世界の外から訪れる光を、自分の力でもって「これこれこうだから、これがわたしたちを照らす光だ」という理屈でもって、見ることはできないということです。わたしたちに出来ることは、羊飼いたちが飼い葉桶に寝かされた乳飲み子を探して、夜の暗闇の中に出かけていったように、占星術の学者たちが星を追い求めて旅に出たように、その現実ただ中に、人間同士の〈出会い〉と〈関わり合い〉を求めて出かけていくことです。そしてそのようなわたしたち人間同士と共に生きようとする〈出会い〉と〈関わり〉の中から、不思議にも、わたしたちにとって喜ばしい出来事が生まれてくるのです。
by oji-church | 2015-12-23 13:05 | 牧師からのメッセ-ジ