日本キリスト教団王子教会 ojichurch.exblog.jp

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8月9日の週報コラム「ひだり手」

境を越える

〈あなたがたも聞いているとおり、『隣人を愛し、敵を憎め』と命じられている。しかし、わたしは言っておく。敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい〉(マタイによる福音書6章43~44節)

★「敵を愛しなさい」だけだったら、何となく頭の中では「そういうことも大事だろうな」くらいには受けとめられます。でもイエス様はもっと具体的に言っています。「自分を迫害する者のために祈りなさい」と。そう言われると「ああ、もうそれはムリです」と言わずにはいられなくなります。結局これはわたしたちなど及びもつかないような理想論が書かれているのであって、「敵を愛する」ことはイエス様がやってくれるので、わたしたちは感謝してお祈りだけしていればいいんだよという優しい教えとして受けとめようとします。クリスチャンでない人は「敵を愛しなさい」というイエス様の教えをどこかで聞いて、キリスト教ってスゴイなと思うのだけれど、今わたしがお話ししたような仕方でこの教えを受けとめている実際のクリスチャンに出会うとガッカリすることになります。「敵を愛しなさい」というイエス様の教えを、わたしたちはもっと深く思い巡らせてみる必要があるように思うのです。
★二十歳のときに洗礼を受けてから今まで、様々な人と出会いを与えられ、それぞれの人たちの生きてこられた歩みを聞く機会を与えられました。ほとんどの出会いは教会を通じてでした。教会はしばしば、気の合う同士の内輪の集まりになってしまいがちです。けれども、わたしが教会を通じて様々な出会いを与えられてきたということは、そんな教会の中にあっても、内輪同士の枠を越えて、境を越え出て他人のことに注意を払うことに務めてきた人たちがいたことの証しだろうと思います。その働きの土台には、「敵を愛しなさい」と告げたイエス様の声が響き、イエス様の思いが確かに生きているのだと思います。(つづく)
by oji-church | 2015-08-12 11:13 | 牧師からのメッセ-ジ