日本キリスト教団王子教会 ojichurch.exblog.jp

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3月29日の週報コラム「ひだり手」

二人は同じ。二人は違う。

〈十字架にかけられていた犯罪人の一人が、イエスをののしった。「お前はメシアではないか。自分自身と我々を救ってみろ。」すると、もう一人の方がたしなめた。「お前は神をも恐れないのか。同じ刑罰を受けているのに。我々は、自分のやったことの報いを受けているのだから、当然だ。しかし、この方は何も悪いことをしていない。」そして、「イエスよ、あなたの御国においでになるときには、わたしを思い出して下さい」と言った。するとイエスは、「はっきり言って置くが、あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる」と言われた。〉(ルカによる福音書23章39~43節)

★この場面、普通に読めば先の方は悪い犯罪人で、後の方は善い犯罪人。善い犯罪人はイエス様から誉められて天国に入れてもらえるというお話になるります。でも「善い犯罪人」という言い方はどうも変じゃないか。どちらも罪人に変わりはありません。二人の言葉をよく読んでみると、気づくことがあります。一人の犯罪者は「お前はメシアではないか」つまり「イエス様は救い主だ」と言っています。そうして「自分自身と我々を救ってみろ」と言う。つまり「わたしを救ってください」と言うのです。こう読んでみれば、これは悪態ではなく、苦しみや困難の中で、わたしたち誰もが祈る祈りではないだろうか。もう一人の犯罪人はこう言います。「この方は何も悪いことをしていない」と。つまりイエス様に向かって「あなたは正しい人です」と語ります。そうして「あなたの御国においでになるときには、わたしを思い出してください」と言う。つまり「わたしも天国に招いてください」と願っている。
★こうして読んでみると、この二人がこの十字架の上でイエス様に向かって言っていることに、それほど大きな違いはないように思えてきます。同じように信仰を告白し、イエス様への願いを語っているのです。(つづく)
by oji-church | 2015-03-29 11:11 | 牧師からのメッセ-ジ