日本キリスト教団王子教会 ojichurch.exblog.jp

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12月14日の週報コラム「ひだり手」

「助産婦は神を畏れていたので」

〈助産婦はいずれも神を畏れていたので、エジプト王が命じたとおりにはせず、男の子を生かしておいた。〉(出エジプト記1章17節)

★マリアにヨセフ、ザカリアにエリサベト、東方の学者たち、羊飼いたち、老シメオン。これら一群のクリスマスを取り巻く人々は、イエスが誕生する際の助産婦でした。それぞれに立場も地位も境遇も年齢も異なる一群の人たち。しかしこの人たちは「神を畏れる」ことによって、「立派な家」ではなく、馬小屋から響いてくる、小さな声、弱い声、その神の声を畏れることによって、イエスがこの世に生まれるのを助ける助産婦となったのでした。そして今の世も、クリスマスが本当のクリスマスとされるためには、この助産婦たちが必要です。
★かつてわたしたちの教会の属する日本基督教団は、戦時下にあって軍部や国家の圧力を恐れて戦争に協力し、人々を若者を、戦争のために命を捨てることへと駆り立てました。日本基督教団の戦争責任告白は、このように語っています。「『世の光』『地の塩』である教会は、あの戦争に同調すべきではありませんでした。まさに国を愛する故にこそ、キリスト者の良心的判断によって、祖国の歩みに対し正しい判断をなすべきでありました。しかるにわたくしどもは、教団の名において、あの戦争を是認し、支持し、その勝利のために祈り努めることを、内外にむかって声明いたしました。まことにわたくしどもの祖国が罪を犯したとき、わたくしどもの教会もまたその罪におちいりました。わたくしどもは『見張り』の使命をないがしろにいたしました」。
★わたしたちは、イエス様がこの世に生まれ来るための「助産婦」の務めをないがしろにしてはならないと思います。人の目に見える大きな強い力を恐れず、小さな馬小屋から響いてくる「恐れるな」という小さく静かな声をこそ畏れて、聞き従ってゆくものでありたいと願います。
by oji-church | 2014-12-17 08:47 | 牧師からのメッセ-ジ