日本キリスト教団王子教会 ojichurch.exblog.jp

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8月10日の週報コラム「ひだり手」

被災教会との交流の旅

★8月5日(火)から8日(金)にかけて、「北支区被災教会との交流の旅2014」に参加し、奥羽教区岩手地区の教会や幼児施設を回ってきました。震災から3年5ヶ月を経て、津波被災地は各所で大きく様変わりを始めていました。
★宮古教会は併設のひかり幼稚園と合わせて、新しい土地を取得し、幼稚園の「認定こども園」化と共に新しい会堂の計画を始めています。信徒10名の教会が億を超える資金を集めなければなりません。新生釜石教会は会堂牧師館の修築を終えて、骨組みばかりになっていた壁や天井も綺麗に張られて見違えるようになっていました。8月27日(水)には会堂修築感謝礼拝を予定しています。震災直後、ガレキとヘドロのほこりにまみれていた釜石の町は多くの場所で新しいお店が建ち、巨大なショッピングモールも出来ています。しかし港に近づくにしたがい目に付く空き地がなお沈黙の内に津波の爪痕を物語っています。暑さの中、多くの人々が今も仮設住宅に暮らしています。
★壊滅的被害を受け一面原野と化していた山田町、大槌町、陸前高田市等では、土地のかさ上げ工事が始まっており、かさ上げ用の土を載せたダンプが行き交っています。陸前高田市では、山を削って出た土を巨大なベルトコンベアーが津波に遭った土地まで運んでいます。14メートルの高さにまで、かさ上げをする予定です。
★わたし自身は被災以後の様子しか知りません。こうして復興が進んでいくことは歓迎すべきことです。でも様変わりしていく様子を見ながら、変ですが一抹の悲哀を感じることもありました。復興される町はそれ以前の町とは違った姿になるでしょう。元からおられた方々も、変わっていく町の様子に、どこか淋しさを秘めておられるようにも感じられます。土盛りして建てられる新しい町に、再び人々の生活が戻って来るのか。まだまだ十分に先の見えない中、祈る気持ちが人々の心の底に脈打っていることと思います。そんな中で、被災した小規模教会の信徒さんや牧師さんが、なお小さくされた人々と歩みを共にしようとされている姿に感銘を受けました。その祈りを共にしてゆきたいと願います。
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岩手県宮古市田老地区の海岸


by oji-church | 2014-08-13 10:19 | 牧師からのメッセ-ジ