日本キリスト教団王子教会 ojichurch.exblog.jp

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6月1日の週報コラム「ひだり手」

「何かいいもの」が無くても(2)

★自分の子どもでなくても、たとえ見返りを得られなくても、子どもの命というのは大事に守り、育てていかなければならないものだ。そう思うことで、わたしたちは自分の命に限りがあっても、希望を持ち、永遠の命に生きることができるはずでした。そういう子どもの命の中に「わたしは命のパンである」と語るイエス様の命が宿っているはずでした。ところがわたしたちはいつの間にかそういう気持ちを失いつつあるのではないでしょうか。何年か後に、日本が世界のどこかで行われる戦争に加わっていき、そこで、今子どもである人たちの命が失われるようなことになっても、そのときには自分はもう生きていないからいい。何年か先に、原子力発電によって生じた放射性廃棄物がうずたかく積み上げられ、もう誰にもどうすることもできなくなったとしても、その時には自分は生きていないからいい。そういう価値観によって成り立つ社会にわたしたちは今生きています。その中で、わたしたちはいつの間にか、たとえ「何かいいもの」の見返りがなくても、一人の子どもの存在、一つの命の存在を、大事に思って、みんなで大切に守り育てていこうという人間本来に備わっているはずの気持ちを失ってしまってはいないだろうか、と考えます。
by oji-church | 2014-06-05 12:51 | 牧師からのメッセ-ジ