日本キリスト教団王子教会 ojichurch.exblog.jp

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2月2日の週報コラム「ひだり手」

「風と霊」(3)

〈さて、ファリサイ派に属する、ニコデモという人がいた。ユダヤ人たちの議員であった。ある夜、イエスのもとに来て言った。「ラビ、わたしどもは、あなたが神のもとから来られた教師であることを知っています。神が共におられるのでなければ、あなたのなさるようなしるしを、だれも行うことはできないからです。」イエスは答えて言われた。……「はっきり言っておく。だれでも水と霊とによって生まれなければ、神の国に入ることはできない。……風は思いのままに吹く。あなたたはその音を聞いても、それがどこから来て、どこへ行くかを知らない。霊から生まれた者も皆そのとおりである。〉(ヨハネによる福音書3章1~8節)。

★このニコデモという人もまたわたしたちと同様に、ファリサイ派に属するユダヤ議会の議員という大層な地位と肩書きを持って、自分は何でも心得ていると思い上がっていたのではないでしょうか。そうしてイエスの行った「しるし」を見て、これは神様のもとから来る力による「しるし」だと見極めた。そういう眼力を自分は持っている。そういう自信を持ってイエスのところを訪ねてきたのではないか。自信たっぷりに。しかしイエス様はそんなニコデモに言うのです。「風は、神様の息吹はどこから来て、どこへゆくのか分からないだろう。わたしたちはそういう人知を超えた、大きな大きないのちのただ中に、その一部に加えられて生きているに過ぎない存在なんだ。そういう大きな大きないのちの流れの中に自分のいのちというものをもう一度置き直してみるのだ。そうでなければ「神の国を見ることはできない」。神様の働きを見つけ、神様の働きに連なることなどできないのだ、ということ、です。「新たに生まれる」ということは、どこから来てどこへ行くのか分からない風の吹き渡るこの大きな大きな世界、その大きな大きな命の中に、自分自身のちっぽけな命をもう一度、置き直してみるということなのでしょう。そうでなければ、本当に大事なことは分からないのだよ、とイエス様は言われているのではないでしょうか。
by oji-church | 2014-02-06 09:35 | 牧師からのメッセ-ジ