日本キリスト教団王子教会 ojichurch.exblog.jp

礼拝予定などをお知らせします。まだまだひよっこのブログですが、コメントを残していただけるとうれしいです。


by oji-church
プロフィールを見る
画像一覧
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

1月12日の週報コラム「ひだり手」

「わたしたちは求める者」

〈敵を愛し、あなた方を憎む者に親切にしなさい。悪口を言う者に祝福を祈り、あなたがたを侮辱する者のために祈りなさい。あなたの頬を打つ者には、もう一方の頬をも向けなさい。上着を奪い取る者には、下着をも拒んではならない。求める者には、だれにでも与えなさい。あなたの持ち物を奪う者から取り返そうとしてはならない、人にしてもらいたいと思うことを人にもしなさい〉(ルカによる福音書6章27~31節)。
悪口を言う者に祝福を祈り、頬を打つ者に対してもう一方の頬を向け、上着を奪い取り者に下着まで渡すというのは、難しいと言うよりもほとんど不可能、「あり得ない」と思うでしょう。しかし一つだけ、ここに何となく腑に落ちることが出てきます。「求める者には与えなさい」。ここで、わたしの「敵」たる相手は、何かを「求める者」として現れます。だんだんとこのわたしの「敵」たる相手が「求める者」であることが明らかになってくるのです。そうして最後にイエスは言われます。「人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい」。
★人は誰しもが、生きている間中、生きるために必要なものを求め続ける存在です。そして人はまた、しばしば、何が本当に生きるために必要なのか、混乱し、分からなくなってしまう存在でもあります。本来求めなくてもいいものを求め、奪わなくてもいいものを人から奪ってしまう。その中で人と人との間に摩擦や対立が生じ、敵意がわき起こってきます。わたしたちの間のあちらこちらで、敵意が呼び起こされている今、大事なのは、わたしたち誰しもが「求める者」であるということを知ることです。そこには民族の違いも国籍の違いもありません。そして生きるために必要なものを求めることは、決して悪いことではありません。肝心なのは、何が本当に生きるために必要なものなのかを、わたしたちが一緒になってよく考え見いだしていくことなのです。
by oji-church | 2014-01-14 14:34 | 牧師からのメッセ-ジ