日本キリスト教団王子教会 ojichurch.exblog.jp

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9月1日の週報コラム「ひだり手」

「千厩教会会堂・牧師館献堂式に出席して」

★先週8月30日(金)に、岩手県一関市にある千厩教会の会堂・牧師館の献堂式に出席してきました。千厩教会は戦後、日本基督教団の「東北地方特別開拓伝道」という伝道計画によって建てられた教会です。しかし東北の小さな町でキリスト教の伝道は困難を極めたことと思います。教会が建っていたのは川岸の地盤が脆弱な砂山の上でした。これまで2003年の三陸南地震、2008年の宮城・岩手内陸地震に遭い、崖の上に建つ老朽化した教会堂は危険な状態でした。それが2011年の東日本大震災によってもはやそこに人が住むことはできない建物となってしまいました。
★教会員10人余りの小さな教会です。その教会にとって新しい会堂を建てることは想像すらできないことだったかもしれません。でも東日本大震災をきっかけとして、奥羽教区の諸教会をはじめとして多くの人々の祈りと支援によって、震災から2年と5ヶ月で新しい土地を得て、新しい会堂・牧師館を建てることができました。教団からの融資金の返済の目処も立ちつつあります。
★献堂式に出席して印象的だったのは、奥羽教区の諸教会のつながりの篤さ、温かさでした。宮古教会の森分和基牧師は、同じ岩手県内ですが車で3時間の道のりを駆けつけられました。青森県からいらっしゃった方々も数多くおられました。会場の準備や後片付けは、千厩教会の教会員だけでなく岩手地区の諸教会の方々が、まるで自分の教会であるかのように率先して行っていました。恐らく岩手地区の諸教会の方々にとって千厩教会は、自分が所属している教会でなくても「自分の教会」なのです。皆がわがこととして千厩教会の会堂・牧師館の献堂を喜んでおられました。東京にあるわたしたちが学ぶべきことの多くがそこにあったような気がします。
★皆が感謝すると共に、これからが復興の長い道のりの始まりであることを強調されました。その歩みを、東京から、少しでも共にしてゆきたいと願うものです。
by oji-church | 2013-09-04 09:16 | 牧師からのメッセ-ジ