日本キリスト教団王子教会 ojichurch.exblog.jp

礼拝予定などをお知らせします。まだまだひよっこのブログですが、コメントを残していただけるとうれしいです。


by oji-church
プロフィールを見る
画像一覧
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

6月23日の週報コラム「ひだり手」

「沖縄慰霊の日」

★今日6月23日は「沖縄慰霊の日」です。太平洋戦争下、沖縄は「本土決戦」を一日でも遅らせるための「捨て石」とされ、一般住民、子どもや学生も含め「ひめゆり学徒隊」「白梅学徒隊」「鉄血勤皇隊」などとして戦闘に動員されました。その結果、沖縄戦の戦死者20万人のうち、半数近い9万4千人が軍人でない一般住民でした。その中にはスパイ容疑を掛けられたり、壕の中で赤ん坊の泣き声を嫌がられたりして、日本軍によって殺害された住民、また日本軍によって集団自決を促されて自分の肉親に手を掛けて殺すことを強いられた人たちもいます。6月23日は沖縄防衛第32軍司令官牛島満中将と同参謀長の長勇中将が糸満の摩文仁で自決した日であり、この日をもって日本軍の組織的戦闘が止んだ日として、沖縄では「慰霊の日」とされています。しかし牛島中将は「最後の一人まで戦う」ことを訓示して自害し、その後も戦闘は続き、そこでも多くの人が命を落としました。
★戦後、沖縄は、米軍による永続的な統治を望む天皇のマッカーサーに宛てたメッセージ等にもより、日本から切り離され長く米軍の軍政下に置かれました。
★日本へ復帰した後も、多くの米軍基地が残された状況が続き、現在もなお国内の米軍基地の4分の3が沖縄に置かれていることはご承知の通りです。
★普天間基地の沖縄県内辺野古への移設をもくろむ政府の首相、外務相、防衛相が今日の「慰霊の日」式典に参加するそうです。外務相、防衛相が出席するのは初めてとのこと。「沖縄に寄り添う姿勢を強調し、米軍普天間飛行場の辺野古移設をめぐって反発する県民の理解を得る狙いがあるとみられる」(6月12日『琉球新報』記事より)。しかしそのような「狙い」が果たして沖縄戦の戦没者の「慰霊」となるのか、考えてみなければなりません。そういう想像力がわたしたちに求められているのです。
by oji-church | 2013-06-26 14:38 | 牧師からのメッセ-ジ