日本キリスト教団王子教会 ojichurch.exblog.jp

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5月19日の週報コラム「ひだり手」

「誰も気にしない地球」

★いま、わたしたちの住まう国の周囲では、それぞれの国々が自分の国の「繁栄」を求めて自分の「力」を示そうとつばぜり合いを演じています。どの国も自分の「国と力と栄えとは、限りなく」自分のものと思って、それをさらに拡げようと軍事力を誇示し合っています。日本も同様です。
★自分の属している「国」というものを自分の「持ち物」のように考えると、これが今わたしたちが自分の「持ち物」として考えられる一番大きなものとなるでしょう。それぞれの国の国民が、この自分の一番大きな「持ち物」としての「国」をより一層豊かで、安定したものになってほしいと願う。それは当然のことです。しかし地球の広さは限られています。物質的な面での豊かさを追い求めてゆけば、それは必ずどこかで限界を迎えることになるのです。すべての国の国民が、限界ある地球の豊かさを自分の「国」だけに呼び込もうとするとどういうことになるだろうか。「ウカウカしていたら、他の国に取られてしまう」。そんな疑心暗鬼がわき上がってきます。そして「他の国のことなんか気にしてはいられない」という焦りに突き動かされることになるでしょう。Aの国はBの国のことを気にしなくなります。Bの国はAの国のことなど気にしません。みんなが自分の国のことだけを気にしています。みんなが自分の事は気遣っていますが結局は「他の国のことなど気にしない」というあり方が地球全体を覆っていくことになる。誰も「気にしない」地球がポツンと宇宙に浮かんでいます。
★残念ながら人間はまだ「国」以上に大切にするべきものを見つけていないようです。いや本当は気づかない振りをしているだけなのかもしれません。でも、そんな「振り」を続けていれば、破滅はそう遠くはありません。
by oji-church | 2013-05-21 11:28 | 牧師からのメッセ-ジ