日本キリスト教団王子教会 ojichurch.exblog.jp

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2月10日の週報コラム「ひだり手」

「神の口から出るものが吹きわたる世界に」

《更に、悪魔はイエスを非常に高い山に連れて行き、世のすべての国々とその繁栄ぶりを見せて、「もし、ひれ伏してわたしを拝むなら、これをみんな与えよう」と言った。すると、イエスは言われた。「退け、サタン。『あなたの神である主を拝み、ただ主に仕えよ』と書いてある」》(マタイによる福音書4章8~11節)。
★ここで悪魔は本性をあらわにします。「俺を拝むなら、この世界のすべてをお前にあげよう」と。これに対してイエス様は、聖書の言葉=神様の言葉を語って、悪魔のさそいを退けました。「あなたの神である主を拝み、ただ主に仕えよ」と。大事なことは、イエス様が最後まで、聖書の言葉=神様の言葉以外の何物をも引き合いに出さなかったことです。一つ一つの事柄を、命の源に立ち返って、いつもそこから受けとめ直していくことをイエス様はわたしたちに身をもって示されているのです。
★最初の誘惑でイエス様が答えた「人はパンだけで生きるものではない。神の口からでる一つ一つの言葉で生きる」という答え。引用元の旧約聖書申命記のヘブライ語では「神の口から出る一つ一つの『こと』」となっています。つまり単に字面の言葉ということではなく、神様が人間に向かって語りかける言葉の一つ一つに込められた思いを表しているのです。
★イエス様は霊に導かれて、ひとりぼっちで荒れ野に放り出されて、悪魔の誘惑に立ち向かわされました。それでもなお、イエス様はその悪魔の誘惑に対して、一つ一つ神様の「言葉」でもって立ち向かい、それらを退けられました。わたしたちも今、ここに生きている中で、目の前に見える形で神様がおられるわけではありませんし、イエス様が目の前に見える形で共におられるわけでもありません。けれども、この誘惑の場面でイエス様が示しておられるのは、たとえ目に見える形で神様がそこにおられないようであっても、神様の「言葉」、神様の「口から出る一つ一つの」こと、神様の息吹、神様の思いは、この世に吹き渡っているということです。
by oji-church | 2013-02-14 09:42 | 牧師からのメッセ-ジ