日本キリスト教団王子教会 ojichurch.exblog.jp

礼拝予定などをお知らせします。まだまだひよっこのブログですが、コメントを残していただけるとうれしいです。


by oji-church
プロフィールを見る
画像一覧
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

10月7日の週報コラム「ひだり手」

霊に種をまく

《御言葉を教えてもらう人は、教えてくれる人と持ちもの(よいもの)を分かち合いなさい。……自分の肉に蒔く者は、肉から滅びを刈り取り、霊に蒔く者は、霊から永遠の命を刈り取ります》(ガラテヤの信徒への手紙6:6~8)

★「肉」とは「自己中心主義」、人を犠牲にしてでも自分の都合や欲を満たしそうとする人間の有様を表しています。反対に「霊」とは〈関わり〉を表す言葉ではないかと思います。人間同士の関わり合い、神様との関わり。関わりの中で他を思う気持ちを聖書は「霊」と呼んでいるのでしょう。
★いま世の中は、目先の「よいもの」で自分を満たしたいという欲求に縛られています。小さな島を巡って国同士が渡り合い、それに刺激されて一方の国民が激すると、他方の国民もまた激するという状況です。これはまさに「悪いもの」の分かち合い、肉に種を蒔く行為に他なりません。その行き着く先はお互いの滅びしかないことは明らかです。あの島自身にどちらの国の領土になるのがいいか、聞いてみたい気がします。きっと笑って「わたしは日本でも中国でもない。ただの島だ」と答えるのではないでしょうか。
★「霊」という言葉は、人間とこの世界との関わりも表します。風は国境線を越えて吹き渡ります。わたしたちにとって本当に「よいもの」が何なのか、風や島が、自然が一番よく知っているのではないか。神様が作られたこの世界、この自然と調和して生きることが、わたしたちにとって本当に「よいもの」、ただ自分の欲を満たすだけのものではなく、誰をも犠牲とせず、他を思って生きるのにふさわしいもの、なのではないかと思うのです。
by oji-church | 2012-10-10 13:14 | 牧師からのメッセ-ジ