日本キリスト教団王子教会 ojichurch.exblog.jp

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5月29日の週報コラム「ひだり手」

「見てきた範囲での被災地の今」

★被災地では現在も食品や日用品が支援物資として求められています。その理由ですが、釜石では避難所から仮設や公営住宅への移転が始まっています。しかしローンを抱える(新築の自宅の引き渡し翌日に被災したという人もいました)一方で、職を失うなどの状況があります。生活の根幹そのものが揺らいでいる状況です。仮設が当たっても、さし当たり三食が提供される避難所を出ることができないという方もおられます。
★津波に遭っていない地域では店舗はほぼ平常通り営業が始まっており、必要な物資はいくらでも購入できます。しかし上記のような状況の中、また被災した自宅を補修しても、そこに住み続けることができるか極めて不透明な情勢にあって、皆、将来の生活に対して深い不安を抱いています。そんな訳で、無償で入手できる食品や日用品があれば、何であっても助かるという声を強く聞きました。
★避難所から仮設や公営住宅への移転は、子どもが多くいる世帯や高齢者の居る世帯を優先し、抽選で行っていますが、利便性の高い仮設は人気が高くなかなか当選しません。一方、一度の抽選で当選する人もいたりなど、仮設への移転を巡って不満が芽生え始めています。他にも瓦礫の撤去が遅れている地域もあり、そのことでの不満も芽生え、今後、将来への不安を巡っての様々な葛藤を受けとめる精神面でのボランティア支援の大切になるのではと思います。
★市の担当者によると12年分の廃棄物が一挙に出たということで、それらすべて分別する必要があり、そのために瓦礫の撤去が遅れるという事情もあるようです。とても釜石市の処分場だけではまかないきれず、他の自治体の応援に期待しなければなりませんが、そうなると移送する手段が必要になります。
気候が夏に向かう中、瓦礫や放置された被災建物の中のものの腐敗が進み、ハエが大発生しています。衛生面が気遣われます。
by oji-church | 2011-06-04 10:42 | 牧師からのメッセ-ジ