3月20日の週報コラム「ひだり手」
★震災から二週間と二日が過ぎました。この間、王子教会では募金を集めること、被災地に支援物資を送ることをしてきました。充分な物資を早く被災地に届けることが出来ているだろうかという思い、その一方で、わたしたち自身、これで息切れしてしまわないだろうかという思いが渦巻き、わたし自身も気持ちを揺らしながらこの16日間を過ごしてきました。
★ただしかし、支援物資という「モノ」は充分でなくても、一人の裸の人間として、被災を受けた方の前で「わたしがここにいます」との声を挙げ続けることが何よりも大事ではないかと思います。
★被災地にある一人牧師さんはこうおっしゃっておられるとのことです。「モノよりもつながりだ」と。