日本キリスト教団王子教会 ojichurch.exblog.jp

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5月16日の週報コラム「ひだり手」

「命にとっての平和とは」

《あなたたちならびにあなたたちと共にいるすべての生き物と、代々とこしえにわたしが立てる契約のしるしはこれである。すなわち、わたしは雲の中にわたしの虹を置く》(創世記9章12~13節)。
★神様は、人間であるノアとその家族だけではなく、彼らと「共にいるすべての生き物」と約束を結んでいます。ここでは動物は人間と並んで同等に神様から約束を与えられる、人間にとってはいわば対等なパートナーと見られています。
★いま沖縄の普天間基地の移設の事柄が取りざたされていますが、つい先日辺野古の海を埋め立てることは自然に対する冒涜であると言っていた首相が、今度は「抑止力のため」という言葉でもってそこに米軍基地を移設させようとしてます。
★ジュゴンの住む海です。なんだ、人間じゃないじゃないかと思われるかも知れません。でも今、わたしたちが命について考えようとする時、人間の命だけを考えていればそれでいいという時代ではなくなりました。人間の命はどこまでもこの地球の自然環境の命と繋がっているのだということが分かってきました。
★「抑止力のため」という言葉が端的に示しているように、軍事基地というのは「平和のため」「国土の防衛のため」という大義名分によって、他の何ごとよりも優先されます。しかしそこに基地が作られるということ自体が、すでに大きく命を破壊するものであることを、辺野古の海はわたしたちに警告していると言えるでしょう。わたしたちは、アメリカ政府から「抑止力」について教えられるよりも前にもっと自然から、動物から、教えられなければなりません。
by oji-church | 2010-05-20 10:50 | 牧師からのメッセ-ジ