日本キリスト教団王子教会 ojichurch.exblog.jp

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5月2日の週報コラム「ひだり手」

「普天間基地を東京に」

★沖縄の普天間米軍海兵隊基地の移設問題が大きく取りざたされています。5月中に結論を出さなければ、政権の命運にも関わってくるということで。しかし政権の「命運」以前に、基地の傍らで命の危険にさらされている沖縄の人々の「命運」はどこに行ってしまったのでしょうか。移設先の案が迷走する中で、辺野古が再浮上し、また徳之島の名があがり、徳之島でも大きな反対集会が開かれ、町長は官房長官の来訪を拒否しました。
★沖縄にせよ、徳之島にせよ、基地の移設を進めようとする人は「日米安保の堅持」が日本を守るために必須の事柄のように語ります。しかし沖縄も徳之島も、東京から遠く離れた日本の「端っこ」です。日本を守るためにそれほど必要なものなら、もっと「日本の中枢」たる東京の近くに、いや都内にあった方が安心なのではないでしょうか。
★表面的には沖縄県内の移設に反対している人々の声も、それでは、沖縄はやめて、自分の住む場所の傍らに来るとなったらどうでしょうか。やっぱり沖縄で仕方ないとはならないでしょうか。「遠くのできごとに美しく怒る」のはたやすいことです。
★敢えて「普天間基地を東京都北区に」と言ってみるのです。わたしの家の隣り、あなたの家の隣りに、と言ってみるのです。それが「暴論」だと言うのなら、いま現に普天間にあること、辺野古や徳之島に移すことは「暴論」ではないのかどうか、考えてみるべきでしょう。
★普天間にあることも、辺野古にあることも、徳之島にあることも、自分の家の隣りにあるものとして本気で反対しない限り、東京に暮らすわたしたちが、これら日本の「端っこ」に暮らす人々と真の信頼関係を結ぶことは出来ないでしょう。本気で、自分の生きる場のこととして、このことを考えましょう。
by oji-church | 2010-05-06 17:30 | 牧師からのメッセ-ジ