日本キリスト教団王子教会 ojichurch.exblog.jp

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1月24日の週報コラム「ひだり手」

「思考停止のカラを破ってみどりごが生まれる」

《災いだ。背く子らは、と主は言われる。彼らは謀(はかりごと)を立てるが、わたしによるのではない。盟約の杯を交わすが、わたしの霊によるのではない。こうして、罪に罪を重ねている。……たとえ高官らがツォアンにおり、使者らがハネスに遣わされても、彼らはすべて益を与えぬ国のゆえに、うろたえるだけだ。その国は助けにならず、益を与えず、恥と嘲りの種になるだけだ。》(イザヤ書30章1~5節)

★先週、わたしたちの住まう国は「日米安保50年」を迎えたそうです。朝日新聞には19日に、「安保条約50年 日米同盟成果と展望」という三人の論者の鼎談が載っていました。
★それを読むと、「日米安保がなかったら日本は軍事大国化した」「日米安保がなければ、近隣の国が攻めてくる」という固定観念から一歩も踏み出せない「思考停止」が強く感じられました。その一方で、日本はもっと世界的な軍事作戦に「貢献」できるようになって、アメリカと安全保障面で「対等」な関係を持つべきとの、それこそ「軍事大国化」に突き進むことになるであろう論調との矛盾をどう考えるのでしょうか。論者が元外務官僚の外交評論家、防衛大学校教授、現防衛政務次官というメンツでは、こういう結論になる他ないのかもしれませんが。
★過去に関わっては、こうした軍事同盟がどれだけの人々に犠牲を強いてきたかの反省もなく、将来に関わっては、軍備に依存しない国際関係の追求という探求心もない、こうした思考停止が、現になお沖縄の人々の生活と命をむしばみつつあることを思います。
★軍事的な同盟が、人間のいのちに対して何も益をもたらさないことを2千年以上前に預言者イザヤは見抜いていました。「ひとりのみどりごがわたしたちのために生まれた」との言葉もイザヤにはあります。わたしたちがこの思考停止のカラを破って、みどりごとして甦ることを願いたいと思います。
by oji-church | 2010-01-27 17:25 | 牧師からのメッセ-ジ